イタリアの友人達と風景

フランスの友人達と風景

パリのマルシェ

パリのマルシェは、大抵週末そこかしこの広場や路地で開催されている。

 

生鮮野菜、果物、魚、肉からパン、チーズ、ワイン、デザート等食卓に必要なものは何でもそろっている。

 

スーパーと違い複数の生産者の商品を比べられるのが魅力的だ。量り売りで欲しいだけ買うシステムは、旺盛なパリっ子の食欲を満たすにはもってこいだ。

 

私も必ず訪れ、朝食用、夜食用と買い込みホテルに持ち込む。これは時間の節約と胃袋調整にとても役立つ。そして何時も旅の疲れを癒してくれる。

 

イタリアのメルカート

シチリアの田舎の小さな港を訪れた時、岸壁に車や人が群がっていた。みんな船が着くのを待っており、小さな船が着くと競りが始まり、漁師が相対で決めてゆく。

 

レストランのオーナーが買い終わり残ったものを大きなトラックに乗ってきたスーパーか魚屋が買ってゆく。すごく合理的に思えた。30分もしないうちに10隻ほどの商いは終わった。

 

パレルモの公設市場に入れてもらった。見たこともない野菜や果物が沢山あった。驚いたのは、柿みたいな形をした桃があった。いくつかもらい食べた。まさしく肌と味は桃だった。

 

フランスもそうだが、冬でも生鮮野菜の種類が多い。多様な民族性の所為だろうか、地域性か、見ていて飽きない。

友人のシェフたち